先日、宮脇先生より、議会の財政について勉強してきました。
発見が沢山ありましたので、報告させていただければと思います☺️
前提を疑え
例えば船橋で言うと
将来財政推計が出されているのですが、この数字はリーマンショック後の経済を参考にして算出しています。
このように前提が設定されている場合は、議論をしないということ。
そもそもこの是非について議論をしないことが前提なんです。
宮脇先生がおっしゃるには、リーマンショックと、コロナショックは状況が大きく違うので、そもそもこの財政推移が納得できるものなのかの議論が必要になるとのことです。
特に市税が増えるというのには、確実な根拠がない限り前提は信じてはいけない。
歳入を基に歳出を決めているのだから、大きなリスクを背負うことになります。
説明のときは、普通に納得してしまった
担当課の方からは、歳入が増える理由の説明がありました。
コロナの回復を見込んでの歳入の数字だと認識をし納得しましたが、今思うと
私浅いなー!!!と恥ずかしくなりました・・・。
・コロナ後の経済回復の根拠
・人口がどう変わるのかとその根拠
・もしも歳入が回復しなかったっときの対策
歳入は、市の活動の要。
予算が足りなくなった場合、予定していた活動がどのように削られる予定なのかも把握して、修正をしていかなければいけません。
ちなみに予算が足りないときは、ボランティアや協同、民間化して整える傾向が強いそうです。
完全に素通りでしたね。そのまま納得って・・・。
勉強して分かります、自分の浅はかさが。
やはり、勉強と実務は両輪でやっていかないと、と改めて胸に刻みます。
財政議論の際は、労働投入・維持管理費も考える
財政議論の際は、見えているものはその時のお金関係のものが基本。
つまり、そこで示されているものには
人的・物的投資をすることによって、人にかかってくるコスト・時間の負担や維持管理費の負担(ストック)の推測が盛り込まれていません。
現金主義・単年度主義が大原則になります。
先日の議会では、
「今後の維持管理費が市の財政負担になることが見込まれるので、反対」
と、討論していた先輩議員がいらっしゃいました。
自分にはなかった視点だと感じたんです。
人的・物的投資を必要になる新規事業を精査する場合は、将来かかってくる人的・物的負担を知った上で是非を決めていかなければいけないと学びました・・・。
RESASが他市との比較するのに便利なツール
自分たちの自治体と他市を比べて、どの部分が大きく、どの部分が小さいのか傾向を調べるのに便利なツールです。
傾向から解決すべき課題を見つけたり、議案と合わせて質問や討論したり、使い道は沢山ありそうです。
操作も簡単で、早速使ってみようと思います。
学びはまだまだありましたが、腹落ちまで追いつかないことも沢山ありました。
少しずつでもインプット と消化をし続けようと思います。
ありがとうございました!
単発の事業より小額の定期事業こそ意識しろ。
先輩から教えられた言葉です。
ついつい額面で見がちですが、今後続いていく事業は一度動き出すとなかなか変更ができません。
ぜひそんなものも見てみてね。
ビジネスと同じで、始めるより、辞める方が難しいから
コメントありがとうございます!
本当に、おっしゃる通りですね。
一度動き出す前に、先々のことを精査せねばならないんだと思いました。
こうして学びを経て、視座や視点が増やしていけるように頑張ります!