新しいインフラ

中小企業家同友会船橋支部の例会に参加しました。

今回の講師は梶先生!

ドトールコーヒーショップを経営されているだけでなく、ご自身のオリジナルコーヒーショップを経営されていらっしゃいます。

皆さんも最近、カフェ・喫茶店で仕事をすることが増えた方が多いと思います。

私の場合、その時にカフェをあえて選ぶとすると「スターバックス」。

滞在時間は1~3時間くらいが平均的。

なぜ、スターバックスを選ぶのだろう、と考えたのですが

  • 充電できる
  • Wi-Fiがある
  • スペースが比較的広い(集中しやすい)
  • 店内が静か、そして綺麗
  • 気分が上がる
  • 店員さんの対応が素敵

など、機能的な側面と、精神的な側面がありました

仕事の成果を上げることを考えると、コーヒー1杯に150円くらい差があることは全く大きな壁ではないのです。

だから私は「望んでいるものがどこの店舗でも担保されている」スターバックスを選ぶんだなぁという答えに行き着きました。

その中でも「このドトールコーヒーの店舗は好き!」という場所が何箇所かあります。

今回は、その店舗を経営されている梶さんの話を通して、

なぜドトールコーヒーの中でも輝いているのか、印象に残るかがストンと腹落ちしたと同時に

沢山のことを学ばせていただきました。

ポジションは手段の1つであること

梶さんがドトールを経営されたきっかけは、とある男性との出会いだそうです。

その方はコーヒーを提供することを通して、拠点・居場所を作っているという信念を持ち、そして体現する方。

そんな魅力的な方から

「俺は先が長くないから」と、コーヒーの経営を誘われたのですが、いまいち踏ん切りがつかなかった梶さん。

そんな中、お母様からの

「誰かの頼みを聞くのも、人生の生き方の1つなのでは」

という言葉が、スッと心に入ってきて、コーヒーの経営を始めることにしたんだそうです。

こんな話を聞いて、「ポジションは手段の1つであること」について考えました。

不思議と頭の中では、

頼まれる立場=ボスがいる、2番手以下である

というようなイメージになっていることに気付きました。

恐らくその理由は、自分が今その立場だという自覚があるから。

その状態をなんとなく、カッコ悪いようにも思っていたんですね。

でも、会社を経営されて、代表としてバリバリ働いて、沢山の方に価値を提供されている、輝いている梶さんの最初の一歩が「頼まれたこと」からだと知って

ハッとしたんです。

「頼み」は需要の1つであること。

結局、ポジションも手段であることに。

実現したいことの為に、どの手段で、どのポジションでやっていくのかっていうだけ。

今、自分が実現したいことに対して、今の手段やボジションが妥当なのかどうかの軸で考えれば良いんです。

実現できる環境があるなら、そのポジションを疑うことは自分のエゴだなぁと思った瞬間でした。

何を実現していくかの方が比べ物にならないほど大切です。

他責ではなく自責

とある男性に4人用席から隣の2人用席に「混んできたので、隣に移動して欲しい」旨を梶さんは伝えました。

でも、その男性は移動された後すぐに、コーヒーをたっぷり残したまま

「まずいコーヒーを出された」と、帰られたそうです。

コーヒーの味には自信があった梶さんは

「まずいわけがない」

「なぜ、まずいと言われたのか」

と、その理由を探ったところ、男性が移動する前の席は、外の眺めが見える席。

しかし移動した席の目の前は食器の下げ台だったそうです。

理由が分かった梶さんは、1年後に外でたまたまそのお客様を見かけた際に駆け寄って

「あの時はまずいコーヒーを出して申し訳ございませんでした」

と謝りました。

「やっと分かったんだ」

と、その後は定年されるまでずっと常連さんとして帰ってきてくださったという結果に。

すっごく良い話!!

でも、学びも深い話です。

評価は多角的にされる

この話からは2つの学びをいただきました。

1つ目は、この話でも出てきた「美味しいコーヒー」は、味だけで判断されたものではないということ。

何事もそうだなと。

私たちは無意識のうちに多角的に評価をして物事を判断しています。

そして逆に、多角的に評価されて、判断されています。

仕事もプライベートも分断されていることはなく、つながっているだなぁと。

そう考えると「自分の素って何だろうな」と思うわけです。

全てがつながっているのだとしたら、自分の根本・素から改善していかなければいけないなと。

良い仕事をしていきたい。

最高の人たち・環境に巡り逢いたい。

と思ったときに、自分から評価して判断しているよりも、自分が逆に全てを見られて、付き合うべき人なのか、その環境に値する人なのか、評価と判断をされているってことなのだと感じました。

多角的に評価されている素材は全てつながっていることを考えると、自分の人間性の根幹からブラッシュアップを重ねていくしかないという結論。

これも、今日明日でできることではなく、日々の積み重ね。

失敗と成功の繰り返し・・・!

驚異的な内省力の身につけ方

もう1つの学びは、1つの事象のことから納得いく結論に結びつけるまでの、内省力の方向性です。

なぜ、相手のせいで終わらせなかったのか。

なぜ、自分の責任にまで突き詰めたのか。

実は男性がサイコパスだったっていう結論で終わることの方が多いのではないかと思うのです。

なぜ、こんな思考回路ができるのだろう。

考えてみると、提供しているものに、相当な自信と根拠があったからのかと想像してみました。

梶さんは経営者でありながら、自身がプレイヤーとしても技術を突き詰めている方です。

賞の受賞を沢山いただいていること

コーヒーのドリップ方法の講習も何年も毎月講習されていたこと

などからも、コーヒーへの愛情が伝わってきます。

だからこそ、ご自身が提供されているものにも、相当な自信があったと思うのです。

と思った瞬間に

「この境地にいかないと、隠された言葉を拾うことができないのか」

と、非常に高いハードルを感じました。

つまり、自責で考えられないということは、自分の仕事への姿勢がそこまで突き詰められていない現れだということです・・・。

それは事実として、ここから何を学んで行動していくのか。

もっと向き合おう。そのためには、時間や考えること、行動することに費やすことから始めようと思いました。

低レベルからの行動ですが、事実なので仕方ない!

でも、その境地にたどり着いて、初めてその先の成長がある、もっと大きなことを成し遂げられると思いました。

だからこそ、取り組むしか道はないのです。

新しいインフラへの挑戦

大物の境地を超えた梶さんはこれから、

コーヒーを通して時間と場所に価値を感じてもらう

居場所としてのインフラを構築していく

新しい文化を醸成していく

枠を超えた大きな目標に向かって走り続けるとのことです。

船橋駅南口のドトールは、来春に生まれ変わります。

すごく楽しみです!!

沢山の学びをありがとうございました。

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