9月の都議会で、船橋市で4年前から取り組んでいる、認知症の方と共にはたらくプロジェクト「ななしょくプロジェクト」を取り上げてくださいました!
また都議の藤井あきら議員より、本事例を通して、東京都に対して同様の事例を進めていくための施策の質問、要望が伝えられました。
以下、本会議でのやりとりを一部抜粋します。
藤井あきら議員
“高齢社会が進むにつれて、誰もが認知症になる可能性があります。認知症の人たちも、働きたい、社会とつながりたいなどの思いを持っています。
私の地元町田市の通所介護事務所、DAYS BLG!は、自動車販売店の洗車やポスティングなどの謝礼の発生する有償ボランティア等を通じて、利用者が社会とつながる仕組みづくりを続けております。
さらに、先日、会派で視察に行った千葉県船橋市でも、利用者が、コンビニやカフェで清掃などの有償ボランティアに取り組んでいました。
都は、こういった有償ボランティア等の先行事例も参考に、認知症の人の社会参加を促すべきですが、見解を伺います。
有償ボランティアや社会参加の促進に関しては、介護事業者と地域や企業をつなぐコーディネーターの育成や、社会参加を進める介護事業所を支援するための社会参加加算などの検討も要望いたします。”
福祉局長
“認知症の方の社会参加についてでございます。
本年六月に成立をいたしました認知症基本法では、認知症の人が生きがいや希望を持って暮らすことができるよう、都道府県に対し、認知症の人の社会参加の機会の確保など、施策を講ずることを求めております。
都は、認知症の方が自らの言葉で、認知症になっても希望を持って暮らせることなどを発信できるよう、六名の方をとうきょう認知症希望大使に任命しております。
今後、有償ボランティア等を通じた社会参加の事例も検討しつつ、認知症基本法の趣旨を踏まえ、先駆的な取組を行う区市町村等とも連携して、認知症の方の社会参加を推進してまいります。”
当日の実際の中継はこちらからご覧いただけます▼
https://www.gikai.metro.tokyo.lg.jp/live/video/230927.html?seek=1491
視察にお越しいただいた後藤なみ議員、藤井あきら議員、本当にありがとうございます!
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