議員研修「気候変動の現状とリスク」

今年の話

今年、暑かった・・・。

日本も世界も。

今年特別なのか、新たな傾向が始まったのかは、今後次第・・・。

増加し続ける温室効果ガス

温室効果ガスの排出のほとんどは二酸化炭素

二酸化炭素以外にも、メタン(農業関係)、亜酸化炭素(農業関係)が増え続けている

温室効果ガスの排出量の1/3は食システムから

  • 森林伐採
  • 農業・漁業(家畜や堆肥、機械など)
  • サプライチェーン(郵送、冷蔵冷凍)
  • 調理・廃棄

この影響で、1.1℃上がっている。

温暖化が進むとどうなるか

  • 年最高気温が上がっていく
  • 年平均土壌水分量が変わっていく(干魃地域が増える)
  • 年最大降水量が変わっていく(旱魃に対して大雨災害が増える)
  • ほとんどの動植物の生存が難しくなる
  • 死に至る気温湿度になることが増える
  • 食糧の生産性が下がる▶︎食糧供給に深刻な影響
  • 海面上昇(氷が溶けるから、海水の熱膨張)▶︎1900年から比べると+20センチ、海面上昇は温暖化が止まったとしても数千年続く

後から生まれてくる原因に責任のない人たちが深刻な影響を受ける

興味深いのは

この地球温暖化への課題認識に、個人差が大きく出ている

排出削減ペースは全く足りない

理想は

  • 再生エネルギーを激増させること(太陽光、風力、蓄電池)
  • 石炭石油天然ガスの排出を激減させること

大気汚染が減ると、健康メリットが大きい

断熱の良い家に住めば、健康に良い

車ではなく、自転車や歩くことが健康に良い

▶︎気候変動対策はSDGsとのシナジーが多い

選択と行動で将来の世界が決まる

日本人は、気候変動対策についてマイナスイメージを持っていることが多い

脱過剰消費も大切