地上戦と空中戦

私の身の回りにおいて、ビジネスの展開の仕方が大きく2つに分かれます。

1つは、地域に根付いて1つ1つ積み重ねていく地上戦で展開していく企業。

もう1つは、全国的に点在して飛び越えていく空中戦で展開していく企業。

どちらにも良し悪しはあって、自分がどちらに向いているのかで取るべき戦略が変わってくると感じています。

ただ自分は、奇抜な一手や効果的な一手を考えることは苦手で、1つ1つ積み重ねている会社を経営されている方たちをみていると、地上戦の方が、フローを想像できる。

だから、個人的には段階なのかなとも感じています。

地上戦をある程度でも経験した上で、そこでビジネスモデルを成功させている人が空中戦が活きてくるものではないのかなと感じています。

地盤が強固だから。だから、空中戦で挑戦できる。

でもここで大切なのは、地域は土地に縛られることではないということ。

学問によって地域の捉え方が違うように。

そのビジネスを扱う人にとっての地域も違う。

だから、私が空中戦に見えているこの光景も、もしかしたらそのビシネスを扱っている方たちにとっては地上戦なのかもしれない。

見る人によって、その境目も、そのことへの捉え方も変わってくる。

ここで自分なりの定義を決めるとすると

「足元を固めろ」

と、よくお叱りを受けますが、コレで食べていけるものを作りなさい。

ということでしょうか。

そう考えると、少しだけでも理解できた気がします。