一般質問の内容を一部抜粋したものです。
あくまで個人的にフィルターがかかっているものですので
正しくは船橋市議会の中継や会議録を参照ください。
学校関連やヤングケアラーについての質問を抜粋しています。
いじめについて
高橋けんたろう議員
いじめの認知件数をお示しください
学校教育部長
直近5年間のいじめの認知件数
平成29年度は4841件
平成30年度は6607件
令和元年度は7489件
令和2年度は5608件
令和3年度は8999件
により、増加傾向となっています。
高橋けんたろう議員
令和3年4月に、船橋市いじめ防止基本方針が策定されました。
学校などが実施する政策、重大事態への対処など、いじめ防止基本方針に基づく対応が徹底されるようになったということですが、これは本当でしょうか。
学校教育部長
いじめ対応マニュアルを作成し、前項に配布するとともに、各学校の学校いじめ防止基本方針についても見直しを図るように周知を行いました。
いじめ防止対策推進法に則った
- いじめ対応
- いじめの定義の正しい認識
- 学校いじめ防止基本方針の見直し
- いじめ事態の正しい理解の対処
について啓発を行い、周知徹底に努めております。
未然防止に努めるとともに、早期発見、早期対応を行い、いじめ重大事態として認識認知した際には、法に則り、速やかに対応して参ります。
不登校特例校の設置について
高橋議員
船橋市として不登校特例校についてどのようなお考えでしょうか
学校教育部長
10月末現在、全国的に不登校特例校は21校。 公立は中でも12校が存在しています。
先進校の取り組み状況や効果、課題などをしっかり調査研究して参りたい。
また、いじめが増加する児童生徒の支援の充実に向けた対策は本当に必要だと認識してございます。
しかし、新たな学校の設置となると、大きな施策の重要な課題となっています。
本当に慎重な協議と対応が必要となって参ります。
まずは、北東部地区に適応指導教室を新たに設置することについて検討を進めて参ります。
ヤングケアラー
浦田秀夫議員
ヤングケアラーの実態調査を通して、船橋市は子供やその家族への必要な支援策や支援体制の構築を検討するとしていますが、具体的に検討している内容についてお尋ねします
子育て支援部長
家庭内の家事を担うこと自体は素晴らしいが、その負担が重すぎて子供としての生活に支障が出てしまうことに向けて
実態調査からも「家族のことだから誰かに相談することではない」と回答した子供が多くいたことや、ヤングケアラーの認知度が高くないといった結果を踏まえて、令和5年度に向けて支援策などの検討を進めているところです。
就学援助制度の拡充
浦田秀夫議員
物価高騰に伴い就学援助制度の支給金額を引き上げる必要があるのではないか。オンライン学習通信費や台風、実技用品など支給項目の拡大について、どのように考えているのかをお尋ねいたします。
学校教育部長
支給金額は、国が定めた基準額に基づいて支給しており、支給金額の増額につきましても、国基準の改正等に基づき実施しているところです。
しかし、本市では、物価高騰の影響を受けやすい修学旅行費や校外学習費など支給金額の上限を設けず、実費による支給とすることで、保護者負担の軽減を図っています。
上田美穂議員
現在国が、ヤングケアラー支援マニュアルというものをだしています。どのように活用していくのでしょうか。
学校教育部長
今後、関係部署等々、情報や問題意識の共有を図りながら支援策や支援体制の構築を行なって参りたいと考えており、国の他職種連携によるヤングケアラー支援マニュアルにつきましては、よりよく理解するためのヒントや連携して行う支援の体制なども盛り込むことへの参考にして参ります。
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